「この20年で最も激しかった」アーセナル指揮官が壮絶なプレミア頂上決戦に手応え!「休みを取るに値する。サンタとお祝いだ」

2023年12月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「信じられないようなフットボールだった」

身体を張ってハバーツ(右)のクロスをブロックする遠藤(左)。(C)Getty Images

 現地時間12月23日に開催されたプレミアリーグ第18節で、冨安健洋(怪我で離脱中)が所属する首位のアーセナルは、遠藤航を擁する3位のリバプールと敵地で対戦。開始4分で先制するも、29分にモハメド・サラーのゴールで追いつかれ、そのまま1-1で終わった。

 勝点1差で激突した首位攻防戦は、90分を通してハイテンポな展開が続き、プレミアリーグの頂上決戦に相応しい白熱した戦いとなった。

 クラブ公式サイトによれば、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、勝点3こそ掴めなかったものの、試合内容自体には大きな手応えを感じているようだ。

「信じられないようなフットボールだった。このリーグを20年間見てきたなかで、最も激しく、アクティブな試合の1つだった。チームを誇りに思う。今日は本当にベストの状態だった。

 彼らと戦うために必要なレベルまで引き上げてきた。今日、このグラウンドで選手たちがやってのけたプレーは驚異的だ。最後の20分前は、勝利するのに十分な支配力を見せたのだが...でも全体的には妥当な結果だと思う」
【動画】アーセナル相手に圧巻のボール奪取!遠藤のお家芸炸裂でリバプールがチャンス創出 
 スペイン人指揮官は大層ご機嫌で、28日に行なわれる次節のウェストハム戦を前に、最後にこう言い放った。

「私たちみんなが休みを取るに値すると思う。家族で素敵なディナーを食べ、小さな子どもたちやサンタと一緒にお祝いをして、ウェストハム戦に向かうんだ。また激しい戦いになるだろうね」

 20年越しの覇権奪回を目ざすアーセナルは、束の間のクリスマス休暇を堪能した後、中4日でロンドンダービーに臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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