浦和は“世界4位”でフィニッシュ。アフリカ王者に2-4敗戦、カンテ&ショルツ弾で追いつくも勝ち越し弾を献上【クラブW杯】

2023年12月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

前半に6分間で2失点

浦和はクラブW杯3位決定戦でアル・アハリに2-4で敗戦。4位で大会を終えた。(C)Getty Images

 アジア王者の浦和レッズは現地時間12月22日、サウジアラビアで開催されているクラブ・ワールドカップの3位決定戦で、アフリカ王者のアル・アハリ(エジプト)と対戦。2-4で敗戦を喫した。

 浦和は初戦の準々決勝で、レオン(メキシコ)をアレックス・シャルクのゴールで1-0撃破も、続く準決勝では、欧州王者のマンチェスター・シティ(イングランド)に0-3で完敗を喫した。

 3位決定戦の相手は、国内リーグで43回の優勝を誇るエジプトの古豪アル・アハリ。立ち上がりから激しく攻守が入れ替わる展開となるなか、浦和も好機を創出。7分、右CKからホセ・カンテが放ったボレーシュートはミートせず、枠を外れた。

 徐々に相手にボールを回され、再三にわたりピンチを迎える。全員が自陣に戻り、組織的に守っていたが、19分にGK西川周作が弾いたミドルシュートのこぼれ球をヤセル・イブラヒムに押し込まれ、先制を許す。

 さらに25分には、ゴール前でのビルドアップで激しいプレスを受けた伊藤敦樹が奪われ、パーシー・タウにネットを揺らされる。

 43分、ついに浦和も反撃に出る。小泉佳穂のアーリークロスを酒井宏樹がペナルティエリア右から折り返す。これを相手DFがはね返したボールにホセ・カンテが左足のボレーで合わせて1点を返す。
【PHOTO】サウジアラビアで開催中のCWCにも大集結!声援を送り続けた浦和レッズサポーターを特集!
 後半、浦和がさっそくチャンスを得る。46分、ショートカウンターから、アタッキングサードで細かく繋ぎ、最後はブライアン・リンセンが左足でシュートを放つ。これは惜しくも枠を捉えられない。

 それでも52分、ペナルティエリア内で相手のハンドがあったとしてPKを獲得。これをキッカーのアレクサンダー・ショルツが、右足で中央に決めて同点に追いつく。

 しかし60分、アリ・マールルのシュートが、小泉に当たってコースが変わりゴールに吸い込まれ、勝ち越し弾を献上する。

 74分には、ゴール前で相手を倒した荻原拓也がファウルをとられる。与えたPKは、西川がファインセーブで防ぐが、その後も追加点が遠く。90+8分に4点目を決められ、このまま終了。浦和は世界4位で大会を終えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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