「中国超級リーグを完全に圧倒した」高校選手権のクオリティと運営面に中メディアが驚愕!「日本の高校の大会に負けないように、我々も…」【2023総集編】

2023年12月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「サイドバックの使い方は教科書のよう」

第101回の高校選手権は岡山学芸館の初優勝で幕を閉じた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 今年も残すところ2週間を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、全国高校サッカー選手権大会の決勝に関する中国の報道を取り上げた記事を再掲する。

記事初掲載:2023年1月11日

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 岡山学芸館の初優勝で幕を閉じた第101回の全国高校サッカー選手権大会。3-1で勝利した東山との決勝では5万868人の大観衆が、熱戦を見守った。

 中国のウェブサイト『懂球帝』はこの選手権決勝に関する記事を複数掲載。その中で、「いくつかのゴールはエキサイティング」「サイドバックの使い方は教科書のよう」と称えたうえで、次のように綴っている。

「この決勝は、ゲームの質のという点で中国スーパーリーグを打ち負かしただけでなく、スタジアムの雰囲気、ゲームの演出、芝生の質、審判レベルの点でも完全に圧倒した」
【動画】中国メディアも驚嘆!選手権決勝で生まれたゴラッソ
 記事は、「この高校サッカー選手権に関しては、多くのヨーロッパのスカウトが全試合を見守っていた。彼らはここでヨーロッパに送る苗木を探していた。彼らはJリーグも毎週見ている。これが、多くの日本の若者がヨーロッパでプレーできる理由だ」と主張。こう続けている。

「中国スーパーリーグを見ているスカウトがいるだろうか? たとえ良い選手であっても、試合の環境を見れば、低レベルの選手だと思うだろう。誰も欲しがらない。少なくとも日本の高校の大会に負けないように、我々のリーグは来シーズンからうまく組織化できるだろうか」

 試合のクオリティだけでなく、運営面についても驚嘆したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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