「自分が言ったことは正しい」リバプール主将ファン・ダイク、マンU戦後の発言に宿敵OBから“傲慢批判”で反論!「見た人すべてが同じことを感じたんじゃないか」

2023年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らがベストの状況でないのは明らか」

ユナイテッド戦後の発言が話題となったファン・ダイク。(C)Getty Images

 宿敵のレジェンドOBからの批判を否定した。

 リバプールのフィルジル・ファン・ダイクが、マンチェスター・ユナイテッドの元主将ロイ・キーンから「傲慢」と言われたことに反論した。米スポーツチャンネル『ESPN』が伝えている。

 12月17日に行われたプレミアリーグ第17節、アンフィールドでの両チームの対戦は、リバプールが押し込みながらもスコアレスドローに終わった。

 試合後、ファン・ダイクは英衛星放送『Sky Sports』で「勝とうとしていたのは1チームだけだった」と話している。

「すべての面で僕たちが上だったから、フラストレーションを感じる。彼らはカウンターを願うだけだった。最終的には彼らが1ポイントに沸き、僕らは1ポイントに落胆することになったよ」

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 これに対し、キーンは「傲慢」とファン・ダイクを批判したのだ。

「ユナイテッドをディスっているよ。30年間で勝ち取ったタイトルがひとつというクラブでプレーしているのに、勝利を望んだのが1チームだけで、ユナイテッドが1ポイントを喜んでいると言うのか?」

 しかし、ファン・ダイクは「ロイ・キーンのことは好きだよ。彼がそう言うのなら、構わない。とことんユナイテッドの人だから、そういう反応は理解できる」と返した。

「でも、僕は自分が言ったとおりに感じたし、そこに傲慢さはまったくない。見た人すべてが同じことを感じたんじゃないかな。僕らは前進するよ。チャンスはあったが、決められなかった。それにフラストレーションを感じるんだ」

 さらに、ファン・ダイクは「彼らがベストの状況でないのは明らかだ。昨季大敗したのなら、1ポイントに十分満足だろう。彼らがどんなゲームプランで、僕らが何をしようとしたかは分かるはずだ。僕は自分が言ったことは正しいと思ったし、あとは前進するよ」と続けている。

「今日の試合から僕らが学べたのなら、僕はそれでいい。今季はすでに多くの試合で引く相手にうまくやってきた。そこから学び、前進を続けなければいけない」

 リバプールはこの日のドローでアーセナルに首位の座を明け渡した。ファン・ダイクは、順位表のトップに返り咲くことに集中しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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