「とんでもない敗退」「悲惨」レオンの浦和戦敗北に母国メキシコのメディアは唖然!「また日本のチームに苦戦、悪夢と化した」【クラブW杯】

2023年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レオンのクラブW杯の夢はすぐに終わった」

決勝点をアシストした浦和のカンテ(右)。(C)Getty Images

 浦和レッズは現地12月15日、サウジアラビアで開催されているクラブ・ワールドカップの初戦で、メキシコのクラブ・レオンと対戦。1-0で競り合いを制した。

 主導権を握っていたなか、スコアレスで迎えた78分、敵陣ボックス内でホセ・カンテからパスを受けたアレックス・シャルクが右足でシュート。見事に決勝点を突き刺し、欧州王者マンチェスター・シティと戦う準決勝に駒を進めている。

 この結果に啞然としているのが、対戦国メキシコのメディアだ。『Reforma』紙は「浦和がレオンを排除し、つかの間のW杯の冒険に終止符を打つ。レオンのクラブW杯の夢はすぐに終わった」と伝えた。

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 手厳しかったのが『Informador』で、「クラブW杯でのレオンのとんでもない敗退」と見出しを打ち、こう綴った。

「レオンは、サウジアラビアで開催されたクラブW杯で日本のチームと対戦し、悲惨なデビューを飾った。プリンス・アブドラ・アル・ファイサル・スタジアムで浦和レッズに0-1で敗戦を喫した。この結果は敗退を意味するだけでなく、準決勝でマンチェスター・シティと対戦する機会を失うことになる」

 同メディアは「歴史的に、メキシコのチームはクラブW杯で日本のチームに苦戦してきたが、今回のレオンのパフォーマンスも例外ではなかった。ニコラス・ラルカモン監督が率いるチームの国際デビュー戦はアジア王者に敗れ、悪夢と化した」とこき下ろした。

「レオンのパフォーマンスの低さは明らかで、アイデア、創造性、ペースを加速する能力、戦術バリエーションの欠如が顕著だった。90分間で、枠内シュートを1本しか放たず、決定的なチャンスを生み出せなかった」

 結果だけでなく、乏しかったプレー内容も糾弾している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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