まさかのPK蹴り直しにも満面の笑顔。川崎MF瀬川祐輔の強心臓。本人は驚き「こんな笑ってるとは思ってなかった」

2023年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

最初は左、次は右に

“やり直し”PKを成功させ、天皇杯制覇に貢献した瀬川。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 プレッシャーのかかる状況を、むしろ楽しんでいた。

 今年度の天皇杯を制した川崎フロンターレ。決勝戦では柏レイソルと激闘を繰り広げ、0-0で突入したPK戦を8-7で制し、3大会ぶり2度目の戴冠を果たした。

 異例の10人目までもつれ込んだこのPK戦で、唯一"2本"蹴った選手がいる。川崎のMF瀬川祐輔だ。

 川崎の2人目で登場した背番号30はゴール左下を狙ったが、止められてしまう。だが、相手GKがゴールラインより前に出ていたとして、やり直しに。次はコースを変えて、ゴール右に決めてみせた。
【画像】PKやり直しでも笑顔! 瀬川祐輔のレアショット
 サッカーダイジェスト公式「中の人」アカウントが、「一度止められるもやり直しでもう一本、冷静に沈める」と綴り、瀬川の写真を公開。「やり直し前の笑顔は強心臓すぎです」と添える。

 この投稿に、瀬川本人が反応。冷や汗笑顔の絵文字付きで「こんな笑ってるとは思ってなかったです」とコメントした。

 今季に湘南から川崎に新天地を求めた29歳アタッカーは、試合後もタイトル奪取に破顔一笑した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】天皇杯優勝を後押し!声援で"いい日"を作り出した川崎フロンターレサポーターを特集!(Part1)
 

次ページ【画像】瀬川祐輔のレアショット

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事