「正直、マヤがいなくてめちゃくちゃ困っているわけではない」内田篤人、吉田麻也が抜けた日本代表に本音。「寂しいというより嬉しい」と語った“真意”【2023総集編】

2023年12月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「センターバックの基準をグッと上げた」

現・日本代表の最終らいについて言及した内田氏。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 今年も残すところ3週間を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、吉田麻也が抜けた日本代表のCB陣について内田篤人が言及した記事を再掲する。

記事初掲載:2023年7月7日

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 元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、カタール・ワールドカップで主将を務めた吉田麻也がゲスト出演した。

 内田氏とも日本代表で共闘し、レギュラーCBとして長らく君臨してきた吉田は、しかし第二次森保ジャパンでは、3月に続いて6月も選外となった。

 その吉田が抜けたCB陣を、内田氏はどう見ているのか。

「(CBで)新しく入ってきた選手はいない。谷口(彰悟)選手と板倉(滉)選手。怪我もあるけど、冨安(健洋)選手もいる。センターバックはある程度、計算できる選手が多いという印象」

【画像】吉田・長谷部・内田・川島の胸アツな4S!
 そう切り出すと、「マヤがいなくてめちゃくちゃ困っているかって言うと、正直、そうではないと思うけど、ここまで来るのに、マヤがセンターバックの基準をグッと上げたと思う。イタリアの時もイングランドの時も。この基準ができて、いまのセンターバックを引っ張ってくれた」と言葉を続けた。

「マヤも最初はザック(アルベルト・ザッケローニ監督)の時、怒られてた。そういった中で経験を積んできた、引っ張ってきた麻也の後ろを来たから、これだけ豊富なセンターバックが出てきているのは、寂しいというよりは嬉しかったですけどね、マヤはいないけど」

 吉田の穴を感じさせないほど後輩のCBが育っているのは、吉田のおかげ。内田氏らしい表現と言えるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「本当に申し訳ないですけど...」吉田麻也は自身が抜けた森保Jをどう見る?代表復帰には「終わったなんて一言も言ってない」
 

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