リバプールの遠藤航が存在感を高めている。

　12月３日のフルアム戦でプレミアリーグ初ゴールをあげた遠藤は、フル出場した続くシェフィールド・ユナイテッド戦でも一定の評価を得た。

　加入当初は批判も浴びた遠藤だが、リバプール専門サイト『Anfield Watch』は12月８日、「少なくともプレミアリーグで定期的に先発出場していないにもかかわらず、マージーサイドではエンドウのインパクトが感じられ始めている」と報じた。

「フルアム戦で劇的な逆転勝利につながった終盤の重要な同点弾を含め、遠めからの２ゴールを決めているだけでなく、本職である守備の仕事でも輝いた」

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　さらに、同メディアは、90分あたりのインターセプト6.92という遠藤の数字は、今季出場350分超のプレミアリーリーグ選手で最多というデータを紹介。「出場390分でサンプル数が少ないという指摘も正しいが、エンドウがポゼッション奪還やボールコントロールを取り戻すのに見事に役立っていることを示す」と続けた。

「エンドウはフルアム戦のラブリーな一発だけでなく、全般的なパスやビルドアップでも技術的な力を見せている。（次節で）シェフィールド戦と同じ水準のパフォーマンスを見せ、リバプールが再びクリーンシートを達成する役に立つことが期待される」

　リバプールは９日のクリスタル・パレス戦で３連勝を目指す。シェフィールド戦で負傷したアレクシス・マカリステルについて、ユルゲン・クロップ監督は欠場を示唆している。再びスタメンとなることが見込まれる遠藤が、さらに輝くことを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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