「あ、やべ!」エスパ乾貴士がまさかのフライング! J2最優秀選手賞は町田のエリキが受賞! 8月に負傷離脱も18得点でリーグ制覇に大きく貢献

2023年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いやもう、J2のMVPの選手に...」

J2の最優秀選手賞を受賞した町田のエリキ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 12月7日に「2023 J2リーグアウォーズ」が開催された。各賞が表彰されるなか、最優秀選手賞は町田のエリキが受賞した。

 今季は開幕から不動のエースとして奮闘。自慢の決定力でチームを牽引していたが、8月に負傷。左膝前十字靭帯断裂、外側半月板損傷、内側側副靱帯損傷で全治8か月と診断され、その後はピッチに立つことができなかった。

 シーズンを通して戦い抜くことはできなかったが、30試合に出場して18ゴールを記録。リーグを制してJ1に昇格した町田で不可欠な存在だったのは間違いない。
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 栄えある賞に輝いた29歳のブラジリアンは、「残念ながら怪我をしてしまったのですが、この賞をいただけたこと、本当に感謝しています」と殊勝に語った。

 ちなみに、MVPの発表は式典の最後だったが、その前のベストイレブン発表時に、受賞者のエリキが清水の乾貴士についてコメントする場面があった。エリキにその活躍ぶりを称えられた乾は、「いやもう、J2のMVPの選手にそうやって言ってもらえると...」とまさかのフライング。

 会場はざわつき、MCの鄭大世氏から「乾選手、ちなみにまだMVPは誰か分からないですからね」と指摘されると、「あ、やべ!」と口元を手で隠す。同じくベストイレブンに選ばれたチームメイトの権田修一も思わず苦笑していた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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