「全国のレフェリーのみなさん、やめましょう」倒れた武藤に手を差し伸べる。主審の振る舞いに家本元審判員が私見「毅然と、距離を取って」【2023総集編】

2023年12月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あんまり良くないかなって思いますよね」

果敢な仕掛けで見せ場を作った武藤(左)。(C)SOCCER DIGEST

 今年も残すところ1か月を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、元国際審判員が試合中における主審と選手の関係性に持論を述べた記事を再掲する。

記事初掲載:2023年8月15日

―――◆――◆―――

 主審の振る舞いに提言した。

 DAZN配信の『Jリーグジャッジリプレイ』で、8月12日開催のJ1第23節・川崎対神戸における2つのジャッジが取り上げられた。

 まずは10分、神戸の武藤嘉紀がペナルティエリア付近で、川崎の大南拓磨との競り合いの末に倒れる。さらに64分には、エリア内でパスを受けた武藤が、川崎の山村和也との接触で体勢を崩して倒れる。

 いずれもPKかどうかの対象となったが、結果的にはどちらもノーファウルの判定となった。

 このシーンについて見解を求められた元国際審判員の家本政明氏は、「ファウル」と断言。ただ、武藤の足の動きに着目し、10分の場面では武藤が両足を前に運ばずに倒れたこと、64分の場面では接触があった左足とは逆の右足が後ろに動いていることが、ジャッジに影響したのではないかと推測する。

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 このほかに、家本氏は倒れた武藤に主審自らが手を差し伸べて立たせた対応に私見を述べる。

「この状況で、レフェリーから歩み寄って起こすっていうのは、あんまり良くないかなって思いますよね。なので、全国のレフェリーのみなさん、ここはやめましょう」

 そっとしておくべきだった。家本氏はそう考えている。

「感情的になる選手もたくさんいるじゃないですか、選手にとって、しかも(微妙なジャッジが)2つ、あるわけだから。そこはもう毅然と、距離を取って別にいくほうが僕は良かったのかなと思います」

 判定に納得がいかなかったかもしれないが、主審に笑顔で応じる武藤に、「大人ですよね」ともコメントした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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