12月２日に行なわれたプレミアリーグの第14節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、ホームでウォルバーハンプトンと対戦。ブカヨ・サカとマーティン・ウーデゴーのゴールで２－１と勝利し、３連勝を飾った。

　この一戦に右サイドバックで先発した冨安は６分にサカの先制点をお膳立てし、チャンピオンズリーグのRCランス戦に２試合連続のアシストをマークする。
【動画】冨安の絶妙な２試合連続アシスト

　しかし、79分に左のふくらはぎをさすりながら座り込み、ベン・ホワイトと交代となった。

　状態が懸念されるなか、現地５日に開催される第15節ルートン戦の前日会見で、ミケル・アルテタ監督が日本代表DFの状態について言及した。クラブの公式サイトがコメントを掲載している。
 

「我々は、試合後に彼の状態を見た。予防措置として彼を交代させたので、待つつもりだ。彼を使うのが有益かどうかは、明日（試合当日）決めることになるだろう。強い男だから、きっと大丈夫だろう」

　一方で、冨安と右SBの定位置を争うベン・ホワイトについては、「彼の怪我と我々が決めた負荷管理の過程を経て、彼は完璧な状態になり、フィットネスは戻っている。数分間プレーし、今は良い状態にある」と述べている。

　今後の過密スケジュールを考慮しても、冨安に無理をさせるのは得策ではないため、ルートン戦はホワイトが先発する可能性が高いと言えそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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