「優勝は夢物語ではなく、現実的な可能性に」日本代表MF田中碧がW杯への想いを激白!決勝の衝撃、森保監督の印象も

2023年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なぜ何十億人もの人が見るのかがよく分かった」

W杯について語った田中。(C)SOCCER DIGEST

 田中碧がFIFA(国際サッカー連盟)のインタビューで、ワールドカップ(W杯)への熱い想いを明かした。

 25歳の日本代表MFは、カタールW杯のドイツ戦とスペイン戦に先発。後者では"三笘の1ミリ"として知られる、ゴールラインぎりぎりでの折り返しに合わせ、値千金の決勝点を叩き込んだ。

 激動から1年が経った今、田中は「想像以上に壮大な大会でした」と振り返る。

「クロアチアに負けた悔しさは残りますが、なぜ世界中で何十億人もの人が見るのかがよく分かりました。僕自身の収穫は、まだまだ学ばなければならない要素がたくさんあると気付いたことで、これは決勝戦(フランス対アルゼンチン)を見た時も感じました。僕個人だけでなく、サッカーをする全ての人にインスピレーションを与えた試合でした」

 森保一監督はカタールW杯後も日本代表に留まり、第二次政権が発足した。田中の目から見て指揮官は「会ったその日から、ブレない人」だ。

「批判はつきものです。でも監督が先頭に立ち、僕らを信じ続け、背中を押してくれたことが、チーム全員の気持ちを高めました。だからこそ、あの一体感を生み出せたと思います」
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 最後に、次回のW杯への抱負を求められると、「個人的には、次の大会では優勝を狙えるくらいになりたいですね。今はポテンシャルがあっても、そのレベルに達するにはまだ先がある」と力を込めた。

「これからの3年間は、自分のプレーを自分が納得できるレベルまで成長させ、高めていくことが最優先。ワールドカップ優勝が夢物語ではなく、現実的な可能性だと思えるようなマインドセットで、チームシートに真っ先に名前が載るように成長していきたいです」

 北中米W杯でチームとして目標に掲げる優勝へ――。夢を現実に変えるために、田中は一回りも二回りも成長し、自身2度目の大舞台に臨めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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