良い意味で酒井宏樹の待望論が聞かれなくなった右サイドバック。菅原由勢や毎熊晟矢を「ごぼう抜きするかもしれない」パリ五輪世代のタレントは?【森保ジャパン】

2023年12月02日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

アルゼンチン戦で衝撃の3アシスト

アルゼンチン戦で大活躍した半田。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2023年の森保ジャパンを振り返るうえで見逃せないのが、右サイドバックの充実ぶりだ。

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 カタール・ワールドカップ後、酒井宏樹を凌ぐ選手は現れるのかというタイミングで菅原由勢が台頭すると、その菅原を追いかけるように毎熊晟矢がアピールし始める。

 瞬く間に森保ジャパンで主力の座を射止めた菅原は、シリア戦で豪快なミドルを突き刺すなど攻撃面でも持ち味を存分に発揮。良い意味で、酒井の待望論が聞かれなくなった。
 
 9月に初招集された毎熊もそれなりに安定したパフォーマンスを披露。熟練記者の河治良幸氏曰く「東京五輪世代の大外から来た」。

「東京五輪代表の活動に呼ばれた実績のない毎熊が、東京五輪代表を率いていた森保一監督に呼ばれる。これは凄いドラマです」(河治氏)

 ただ、橋岡大樹も含む競争がある中でパリ五輪世代にはスペシャルなサイドバックがいる。河治氏に「ごぼう抜きするかもしれない」と評されるのが現U-22日本代表の半田陸だ。

 先のアルゼンチン戦で衝撃の3アシストをマークした彼が、河治氏の予言通り「ごぼう抜き」するのか。注目したい。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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