「理不尽と呼ばれるに相応しいストライカー」浦和ホセ・カンテの引退発表にファンしみじみ「全てが紳士で素敵でした」「最後に選んでくれてありがとう」

2023年11月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まだまだ行けると思ったけどな」

今季限りでの現役引退を発表したカンテ。写真:鈴木颯太朗

 浦和レッズは11月27日、ホセ・カンテの2023年シーズン限りでの現役引退を発表した。

 カンテは母国スペインのクラブほか、キプロス、ポーランド、カザフスタン、中国を渡り歩き、今季に浦和に加入。ここまでリーグ戦では23試合に出場し、チームトップの8ゴールをマーク。ACLでは5試合で3ゴールなど、抜群の決定力でチームの勝利に貢献してきた。
【PHOTO】国立競技場に駆けつけ最後まで大声援を送り続けた浦和レッズサポーター!(Part1)
 1990年生まれの33歳は、クラブの公式HPで以下のようにコメント。

「私は幸せに、穏やかに、誇りを持って引退しますが、何よりも感謝しています。

 物心ついたころから、私を形作ってきたサッカーに感謝しています。ファン・サポーターのみなさんに感謝しています。ファン・サポーターのみなさん無しでは、このスポーツに価値を付けられません。

 この難しいタスクを私に託し、信頼し頼りにしてくれたクラブ関係者のみなさん、感謝です! そして、この素晴らしい道中、私に訪れる新たな人生に感謝します!!

 フットボールのために、私は常に野心的でした。だからこそ、引退を発表しても、自分自身への敬意と私たちに多くの期待を寄せてくれるファン・サポーターのみなさん、そして浦和レッズに関わるすべての方への敬意のため、最高の形で終えることだけを考えています。

 シーズンを良い形で終えられることを願っています、私たちの努力は報われるはずです!!! ありがとうございました!」

 引退の一報に、クラブの公式Xには「まさか本当に引退するなんて」「現役最後をレッズで終えてくれてありがとう」「最後のチームに浦和レッズを選んでくれてありがとう」「あなたの人格、人柄全てが紳士で素敵でした」「理不尽と呼ばれるに相応しいストライカーです」「まだまだ行けると思ったけどな」「残りのリーグ、ACL、CWCでも理不尽弾を!!」といった声があがっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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