11月26日に味の素スタジアムで開催されたJ１昇格プレーオフ準決勝で、J２・３位の東京ヴェルディと６位のジェフユナイテッド千葉が対戦した。

　最初にチャンスを迎えたのは千葉。３分、左サイドから田口泰士のFKがそのままゴールに吸い込まれるも、ゴール前に飛び込んだ味方がオフサイドの判定となり、ノーゴールとなった。

　さらに18分には、右サイドを抜け出した田中和樹のクロスにボックス内でフリーの呉屋大翔がダイレクトで合わせたが、GKマテウスの好セーブに阻まれた。

　一方の東京Vは34分に中央を崩すと、最後はこぼれた球を拾った中原輝が左足のシュートを突き刺して先制に成功。勢いに乗ると、その10分後にも齋藤功佑のクロスに森田晃樹が頭で合わせて、追加点を奪取。このまま２点リードで前半を終える。
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　決勝進出には３点が必要となった千葉は、後半に入り攻勢を強める。71分には途中出場の米倉恒貴が右サイドから強引にシュートを放つも、枠を捉えられない。

　それでも78分、福満隆貴のポストプレーから小森飛絢が左足でネットを揺らして１点を返す。しかし反撃も及ばず、試合は１－２のまま終了した。

　勝利した東京VはJ１昇格を懸けて、12月２日に行なわれる清水エスパルスとのプレーオフ決勝に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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