「日韓CBコンビが崩壊の危機」冨安健洋のバイエルン移籍は困難との報道で韓国メディアがなぜ落胆?

2023年11月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「新しいパートナーになる可能性は希薄になった」

最終ラインならどこでも機能する冨安は貴重な存在だ。(C)Getty Images

 アーセナルの冨安健洋は、ドイツの絶対王者バイエルンからの関心が取り沙汰された。ただ、1月にはアジアカップが控えているもあり、少なくとも冬の移籍は「現実的ではない」ようだ。ガナーズが新契約を準備しているとも囁かれている。

 これに落胆気味なのが、韓国のメディアだ。今シーズンからバイエルンに加入した韓国代表DFのキム・ミンジェが怪我人続出のなかで出ずっぱりのため、冨安が加入すれば、"酷使問題"が軽減されると期待していたからだ。

 同国のスポーツメディア『Sportal Korea』は「日韓CBコンビが崩壊の危機」と見出しを打った記事を掲載。「バイエルンでキム・ミンジェの新しいパートナーになる可能性は希薄になった」と報じている。

「イギリスメディア『カットオフサイド』は23日、バイエルンはトミヤスの獲得に関心を持っているが、アーセナルは彼の移籍を許可する意向がないと報道した。新しいCBの獲得は、ミュンヘンの目標の1つとして取り沙汰されている」

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 同メディアは「今夏、リュカ・エルナンデス、バンジャマン・パバールのようなCBが相次いで離脱したにもかかわらず、迎え入れたのはキム・ミンジェ一人だけで、CBのやり繰りに警告灯が点灯した」とし、こう続けている。

「問題は予想より早く表面化した。タイトな日程のせいでダヨ・ウパメカノ、マタイス・デ・リヒトが交互に負傷した。怪我をしなかったキム・ミンジェは休む暇なく出場する強行日程をこなし続けるしかなかった」
 
 1月には、ほかでもないキム・ミンジェがアジアカップでチームを離れるバイエルン。冬の移籍市場で誰を補強するのか、その動きに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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