「今は干されている」出番激減の原口元気が“VfBの敗者”に選出。指揮官は「彼には満足しているが…」

2023年11月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

今季リーグ戦の出場はわずか20分

今年1月にシュツットガルトに加入した原口。(C)Getty Images

 シュツットガルトで出番が激減している原口元気の現状を、現地時間11月20日にドイツ紙『Bild』が伝えている。

 原口は今年1月にウニオン・ベルリンからシュツットガルトに加入。ブルーノ・ラッバディア前監督のもと、すぐさま定位置を掴んでいたが、4月にセバスティアン・ヘーネス監督が就任して以降は、出場機会が大幅に減少した。

 特に今季は、チームがここまでリーグ戦で11試合を終えて8勝3敗の3位と好調のなか、出番はわずか20分にとどまっている。

 同メディアはそんな原口を「VfBの敗者たち」として5名のうちの1人に選出。「ラッバディア前監督の要請で1月に獲得した日本人だが、今は干されている」と伝えた。
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 また、記事ではヘーネス監督のコメントも紹介している。

「ゲンキはシーズン序盤、あまり良いスタートが切れなかったが、今は戻ってきている。彼のトレーニングでのパフォーマンスには満足している。しかし、現時点ではアタカン・カラゾルとアンゲロ・スティラーを超えるのは難しい」

 経験豊富な32歳のここからの奮起に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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