気になるサウジの暑さは? 気温はミャンマー戦の倍も意外に――キャプテン遠藤航もやや驚き「今ぐらいだったら大丈夫かな」

2023年11月19日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

谷口は「結構カタールと似てる。ほぼほぼ同じ」

練習序盤、鳥かごで汗を流す日本代表の選手たち。(C)SOCCER DIGEST

 やはり暑い。サウジアラビアの空港から一歩外に出ると、身体中で熱気を感じた。ただ――。

 日本代表は現地時間11月18日、21日に行なわれる北中米ワールドカップ・アジア2次予選のシリア戦に向けて、決戦の地サウジアラビアでトレーニングを実施。シリア戦のキックオフ時間とほぼ同じ17時半頃から開始したなか、温度計は32度を指していた。

 大阪で戦ったミャンマー戦(5-0)の際は、16度だったため、単純計算で倍の暑さだ。それでも、夕方のこの時間はそよ風が涼しく、想像していたよりも数段過ごしやすく感じられた。

 実際、暑さ対策のため長袖で練習をする選手たちの表情を見ても苦しさは感じられず、極端に多く水分補給する姿もなかった。
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 練習後、カタールのアル・ラーヤンに所属する谷口彰悟は、豊富な中東での経験を踏まえ、気候についてこう語っている。

「結構、カタールと似てるというか、ほぼほぼ同じような感じで、日が沈んじゃえば、これくらいの感じになってるんで、だいぶマシになったほうだと思います、これは(笑)」

 また、キャプテンの遠藤航も「今ぐらいだったらね、意外と大丈夫かな、みたいなのは思ったりしてます」とやや驚いた様子で前向きなコメントを残した。

 カタール・ワールドカップ以来の中東決戦は、長距離移動による疲労、特有の気候との戦いでもある。だが、暑さに関しては、思いのほか障壁とはならないかもしれない。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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