【J2】清水のJ2初陣は愛媛とドロー。押し込みながらも、チャンスを決めきれず

2016年02月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

エース大前は決定的なチャンスを迎えたが…。

清水の攻撃を牽引した大前(10番)。個人能力の高さは見せたが、フリーで放ったヘッドはゴール上に外れた。写真:田中研治

 2016年シーズンのJ2リーグ開幕戦が2月28日、各地で行なわれた。1年でのJ1復帰を目指し、クラブ史上初のJ2を戦う清水は、IAIスタジアム日本平に愛媛を迎えた。
 
 試合は終始、清水のペースで進んだ。FW大前や白崎を起点にタメを作り、SBを絡めたサイド攻撃で圧力をかけた。特に右SBの鎌田が高い位置を取り、クロスから何度もチャンスを作った。

 しかし、愛媛のGK児玉のタイミングの良い飛び出しやクロス対応に阻まれ、ゴールを奪えないまま時間だけが経過した。

 試合終盤には、71分に村田、77分にM・デューク、87分に金子と次々に攻撃的な選手を投入したが、結局清水は1点が奪えないまま終了の笛を聞いた。

 チャンスを逃し続けた清水にとっては、勝点を取りこぼした試合。一方の愛媛にとっては、強豪相手のアウェー戦で勝点1を確保した、価値ある一戦となった。
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