【J1】新潟、甲府が白星発進! 伊藤がJ1初得点を挙げ、クリスティアーノが2ゴールと気を吐く

2016年02月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

甲府はJ1開幕戦での初勝利。佐久間監督は「歴史を作れた」。

甲府のクリスティアーノが2ゴール。抜群の決定力を見せつけ、チームを勝利に導いた。(C)J.LEAGUE PHOTOS

 2016年シーズンのJ1開幕戦が2月27日、各地で行なわれた。15時にキックオフされた湘南対新潟と神戸対甲府は、ともにアウェーチームが勝点3を手にした。

 吉田達磨新監督に率いられた新潟は、28分にR・シルバのゴールで先制し、76分に途中出場の伊藤優汰が追加点を奪ってリードを2点とする。その後は一進一退の攻防のなか、90+5分に湘南の高山にPKを決められたが、直後に終了の笛が鳴り、新潟が2-1で開幕戦を制した。
 
 殊勲の決勝点を決めた伊藤は、「チームとして勝てたことが嬉しい。相手がけっこう前がかりになっていたので、カウンターのチャンスはあるかなと思っていた」とコメント。京都から加入した新戦力は、J1デビュー戦で初ゴールを挙げ、新天地での大きな一歩を踏み出した。
 
 一方、ノエビアスタジアムでの神戸対甲府は、柏から復帰したクリスティアーノが、42分、78分と2点を奪い、2-0で甲府が勝利。チャンスをモノにするエースの決定力が光った。
 
 素晴らしかったのが2点目だ。カウンターでゴール前に走り込んだブラジル人FWは、新井涼平の横パスを受けてエリア外から右足を一閃。地を這うような強烈なシュートで、神戸ゴールを陥れた。
 
 甲府のJ1での開幕戦勝利は、クラブ史上初。佐久間悟監督は、「クラブとして開幕戦で初めて勝利し、歴史を作れた。応援していただいたキャンプ地やサポーター、多くの方々に少し恩返しができた」と喜びを語った。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事