「デュエルで一つも勝てず」EL敗戦のリバプール、遠藤航に厳しい声相次ぐ「ひどい前半」「退場にならず信じられないほど幸運」

2023年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ひどいくらいにコントロールできなかった」

トゥールーズ戦で厳しい評価を受けた遠藤。(C)Getty Images

 前半のみで交代となったパフォーマンスには、酷評が相次いだ。

 リバプールの遠藤航は11月9日、ヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第4節のトゥールーズ戦で先発出場し、ハーフタイムに交代となった。チームは2点を先行され、2-3で敗れている。

 アンカーのポジションで先発出場した遠藤は、34分に相手の足を踏んでイエローカードを出された。さらにその後、2枚目を出されておかしくないタックルもあったが、退場には至らず。レッドカードにならなかったのは幸いとの見方が少なくない。
【画像】レッドが妥当だったとの指摘も…敵FWの足を踏んで遠藤がイエローカードを受けたプレー
 リバプール専門サイト『Liverpool Echo』は、採点記事で遠藤に5点をつけ、「臆することなく足を出すが、ハーフタイムの前にイエローカードをもらったのは少し不注意で、何度か抜かれた」と報じた。
 
 また、『90min』は4点で「パスミス1本だけで、活気も意図もなかった」と辛口。同じく4点だった『This Is Anfield』では、「ひどいくらいにコントロールできなかった。パスの大半が受け身で短く、横向きで、責任を負おうとしすぎたところがあった」と伝えられている。

「足を伸ばしすぎて相手の足を踏み、イエローカードを出されて、ハーフタイム前にもファウル。退場になってもおかしくなかった。地上戦のデュエル4つは一つも勝てなかった。(アレクシス・)マカリステルが出場停止の週末のホームでのブレントフォード戦で先発出場できるかのオーディションだったことを考えれば、見事に試験をパスとはいかなかった」

『Anfield Watch』は3点とさらに厳しい採点。「ひどい前半の45分で、レッドカードをもらわなかったのは信じられないほどに幸運だった。1枚もらっていたが、2枚目を出されて十二分なほどのことをした」とこき下ろした。

「デュエルもまったく勝てず、ハーフタイムの交代まで、とにかくネガティブなパフォーマンスだった」

プレミアリーグで思うように出場機会が得られていない状況だけに痛手だ。遠藤はユルゲン・クロップ監督に再びアピールできるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「退場を避けられたのは幸運」前半のみで交代の遠藤航、地元メディアがチーム最低評価で酷評「再び試合のペースに苦戦した」
 

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