ついに決着へ! J1自動昇格争いの行方は? 清水が有利な状況、磐田と東京Vが逆転に必要なのは...【J2第42節】

2023年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

追う磐田と東京Vは勝利以外、望み薄

1年でのJ1復帰に向け、有利な状況の清水。最終戦では敵地で水戸と相まみえる。写真:鈴木颯太朗

 2月中旬に開幕し、全42戦にも及ぶ長丁場のJ2が、ついに決着を迎える。11月12日に行なわれる最終節で、J1自動昇格のクラブが決まる。

 2位までが自動昇格できるなか、初優勝が決定している町田に続いて可能性を残しているのは、勝点73で2位の清水、同72の3位・磐田と4位・東京Vだ。勝点の次に順位決定の要素になる得失点差では、清水が+44、磐田は+29、東京Vは+24だ。

 このなかで最上位の清水は、最終戦で水戸に勝利すれば、無条件で2位と1年でのJ1復帰が確定する。それ以外のケースは、すべて"条件付き"となる。

 清水は(1)引き分けのうえ、磐田と東京Vが"引き分け以下"、(2)敗れた場合は磐田と東京Vが"引き分け以下"に加え、得失点差で両クラブを上回る。の2パターンだ。

【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
 磐田は(1)栃木に勝利し、清水と東京Vが"引き分け以下"のうえ、東京Vを得失点差で上回る。また、(2)引き分け、清水が敗戦したうえに得失点差で上回る、かつ東京Vが"引き分け以下"だと、逆転で2位に入り、来季は2年ぶりのJ1での戦いとなる。

 東京Vは(1)大宮に勝利して清水と磐田が"引き分け以下"、磐田が勝利の場合は得失点で勝る。(2)引き分け、清水が敗戦して得失点で超える、かつ磐田が敗戦のケースでも、2008年以来のJ1復帰がなされる。

 得失点差では大差がついているため、(2)の場合は、どれも清水が圧倒的に有利だと言って良いだろう。

 最終節は、全試合が13時開始。3クラブとも、アウェーでの決戦に臨む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「ワールドクラス」久保建英に贈った敵将シャビの賛辞は"リップサービス"だったのか? 内田篤人の主張「記者が聞いてるんだよね? 俺が言いたいのは...」

「退場を避けられたのは幸運」前半のみで交代の遠藤航、地元メディアがチーム最低評価で酷評「再び試合のペースに苦戦した」

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事