日本サッカー協会は11月９日、国際親善試合のU-22アルゼンチン戦に臨むU-22日本代表のメンバーを発表。ボルシアMGのセカンドチームでプレーする19歳のFW福田師王が初招集された。

　大岩剛監督は会見で福田に言及。招集理由を次のように語った。

「師王は、現段階でボルシアMGⅡでも得点を決めたり、チームでのタスクを非常に高いレベルでやっているのを見受けられたので、我々のグループのフォワード陣に怪我人が多く出ている事情もありますけど、私がU-18の監督をしている時から見ていますし、現時点では彼のパフォーマンスならしっかりと戦えるという期待を持って、参加の要請をしました」
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　またU-18日本代表を指揮していた際、神村学園高時代の福田の当時の印象を「荒削りだけど、得点を取る部分は高校レベルではないと感じていた」と振り返りつつ、さらに成長を遂げた現在の姿に太鼓判を押した。

「今は点を取るという特長もありつつ、チームで求められるトランジションが成長している。身体も一回り大きくなった。見るチャンスを私がいただいたので、目の前で評価して、彼の今後の成長に刺激を与えられたらと思っています」

　来年７月のパリ五輪を目ざすU-22日本代表は、南米の強豪アルゼンチンとIAIスタジアム日本平で対戦。このU-22チームにとって、日本国内で公式戦を行なうのは初めてとなる。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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