青森山田が9発圧勝で県27連覇を達成! 尚志、星稜、仙台育英など新たに6校が本大会へ名乗り!【選手権予選】

2023年11月05日 高校サッカーダイジェスト編集部

今年も本大会は12月28日に開幕!

石川決勝は星稜(中央)が鵬学園(右)を2-0で下し、実に32回目の本大会出場を決めた。写真:滝川敏之

 11月5日、第102回全国高校サッカー選手権大会の地区予選が全国各地で開催され、新たに6つの代表校が出場権を獲得した。
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 青森は絶対王者が27連覇を達成した。県決勝で八戸学院野辺地西を向こうに回した青森山田は、前半12分に右CKから主将の山本虎がドンピシャヘッドで応え、均衡を破る。さらに2分後に芝田がすかさず加点。すると22分に米谷がこぼれ球を左足で押し込み、26分に左サイドの崩しから中央の後藤が決め、27分、31分にもゴールを挙げる。38分には米谷がハットトリックを達成と、前半を終えて7-0と圧倒した。後半になっても危なげない試合運びでさらに2点を追加した青森山田が、9ゴールの大勝。27年連続28回目の本大会行きを決めている。

 石川決勝は、5年連続で星稜と鵬学園が激突した。立ち上がりから攻勢を強める星稜が前半12分、ロングスローからゴール前のこぼれ球を天川が押し込み、幸先良く先制。その後も再三に渡ってチャンスを迎えたが、鵬学園GK山本裕の好セーブに阻まれるなど、相手の堅守に苦戦する。それでも後半10分、カウンターから西川が決めて追加点を挙げると、スコアは2-0のままタイムアップ。星稜が4年連続32回目の出場権をゲットした。
 
 福島決勝は尚志と聖光学院の顔合わせ。一進一退の攻防を経て、尚志は33分に笹生が先制点を挙げ、その3分後に白石の左足で直接FKを蹴り込んでリードを広げた。後半も拮抗した展開が続くなか、次の1点を奪ったのは尚志。後半34分に右CKから高瀬がダイビングヘッドをねじ込んで趨勢を定めた。3年連続14回目の出場切符獲得だ。

 そのほか、日曜日は遠野(岩手)、仙台育英(宮城)、丸岡(福井)がそれぞれ県決勝を制し、本大会に名乗りを上げている。

[11月5日の予選決勝結果]
青森:青森山田 9-0 八戸学院野辺地西
岩手:遠野 1-0 専大北上
宮城:仙台育英 1-0 東北学院
福島:尚志 3-0 聖光学院
福井:丸岡 2-1 福井商
石川:星稜 2-0 鵬学園

 11月5日終了時点で本大会出場を決めているのは11校で、山形明正(山形)が初出場。来週末の11月11、12日の両日には実に31都道府県で代表校が確定する予定だ。組み分け抽選会は11月20日。本大会は今年も12月28日に開幕、1月8日に国立競技場で決勝戦が行なわれる。

構成●高校サッカーダイジェスト編集部

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