10月28日に開催されたプレミアリーグ第10節で、アーセナルは未勝利で最下位に沈むシェフィールド・ユナイテッドと対戦し、５－０で大勝した。

　ゴールラッシュを締め括ったのが、ベン・ホワイトに代わって66分から出場した冨安健洋だ。４点リードで迎えた90＋６分、CKからゴール前で混戦となるなか、巧みに右足でねじ込み、相手の息の根を完全に止めた。

　加入３年目、記念すべきプレミアリーグ50試合目で、待望の初ゴール。ついに訪れた歓喜の瞬間とあって、チームメイトは満面の笑みで日本代表DFを祝福し、ベンチのメンバーからも拍手が送られた。

　SNS上では「愛されてるのが伝わる」「チームの雰囲気も最高」といったコメントが殺到しているほか、ミケル・アルテタ監督は「私はトミが大好きで、みんなも大好きだ。ドレッシングルームで最も人気のある選手の１人だ。みんなの反応を見れば分かるだろう」と伝えた。
【動画】実況と同時に「おっーーーーー」冨安の初ゴールにチームメイトも解説の水沼貴史も大興奮！

　また、『SPOTV NOW』の中継で解説を務めた水沼貴史氏も愛され具合に着目。得点直後、「おっーーーーー」と声を張り上げた元日本代表MFは、興奮気味にこう語った。

「冨安も嬉しいでしょうけど、みんなが喜んでるのが、この画が良いですね。これ本当良いですね。コーナーの役割がホワイトと同じなんですよね。ゴールキーパーの前にいて、で、ブロックしながら。いや、でも反転しながらなので、感覚的なものも研ぎ澄まされてないと難しいとは思いますね。嬉しそうで良かったな。この試合で１番盛り上がりましたね」

　この水沼氏の発言も注目を集めており、ファンから「冨安のゴールの瞬間の水沼さん最高だな」「お父さんみたい笑」「水沼さんと同じ気持ち」「水沼さんが１番嬉しそう笑」といった声が上がっている。

　DFとはいえ、誰もが待ちわびた冨安のアーセナル初弾だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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