【ACL】浦和 2-0 シドニー|武藤先制、興梠が追加点! 遠藤は公式戦デビューを果たす

2016年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

ピンチを迎えながらも今シーズン初戦を無失点勝利で飾る。

8分、先制点を奪った武藤。相手の隙を突き、ゴール左に流し込んだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループリーグ1節が2月24日、各地で行なわれた。グループHの浦和は、ホームの埼玉スタジアムでシドニーFCと対戦した。
 
 今季、イリッチや遠藤、駒井と注目の新戦力を補強した浦和だが、スタメンには昨季までの顔ぶれが並んだ。GKは西川、3バックは槙野、永田、森脇、ボランチは阿部と青木のコンビで、両ワイドは左に宇賀神、右に関根。前線は武藤、梅崎の2シャドー、ズラタンが1トップに入った。遠藤と駒井はベンチスタート、イリッチはベンチ外となった。
 
 立ち上がりから浦和が両サイドからのクロスで相手ゴールに迫る。すると8分、梅崎の右サイドからのアーリークロスのこぼれ球に武藤が反応。右足でゴールに流し込み、浦和が先制した。
 
 その後もボールを支配してシドニーゴールに襲い掛かった浦和だが、26分にピンチを迎える。阿部のバックパスをカットしたフールが、無人の浦和ゴールに流し込もうとする。しかし、ここは立ちはだかった永田がブロックし、事なきを得た。
 
 浦和は39分にCKから槙野がオーバーヘッドシュートで狙ったが、惜しくもゴールライン手前で相手DFにクリアされ、得点ならず。前半は浦和の1点リードで折り返した。
 
 後半に入ると、浦和は縦への素早い攻撃でチャンスを窺う。49分、槙野からのフィードに反応したズラタンが左足のシュートで狙うが、枠を捉えきれない。さらに51分には森脇からの裏へのパスに関根が反応し抜け出すも、ここは追いつけずにゴールラインを割ってしまった。
 
 膠着状態がしばらく続いた試合は65分、浦和が待望の追加点を奪う。こぼれ球を拾って持ち上がった興梠がペナルティエリア内で相手GKに倒されPKを得ると、これを興梠自ら右足で叩き込み、2-0とした。
 
 そして75分、浦和は青木に代わって、新加入の遠藤を投入。遠藤はこれが浦和での公式戦デビューとなった。
 
 ボランチに入った遠藤は投入直後から積極的なプレーを披露。77分には相手GKのファンブルを誘うミドルシュートを放つ。惜しくもこぼれ球を押し込むことはできなかったが、攻撃の流れを作るプレーを見せた。
 
 そして、試合はこのまま2-0でタイムアップ。浦和は初戦を勝利で飾り、勝点3を獲得した。
 
 浦和は、3月2日にアウェーで浦項スティーラーズとのグループリーグ第2戦を迎える。

【ACL PHOTOハイライト】浦和 2-0 シドニーFC
 
 
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