10月24日に行われたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第３節、マンチェスター・ユナイテッド対コペンハーゲンの一戦で、主審のある笛が注目された。

　試合はスコアレスのままハーフタイムに突入。だが、イタリア人のマルコ・グイダ主審が笛を吹いたとき、画面上の時計は44分43秒となっていた。45分になる前に前半が終了したのだ。

　まさかの開幕２連敗スタートで、勝利が必須だったユナイテッドだが、前半は望んだ展開とならず。本拠地オールド・トラフォードのサポーターからは、ロッカールームに向かうチームにブーイングが浴びせられた。

【画像】後半アディショナルタイムの大ピンチを阻止！ユナイテッドGKオナナのPKストップ

　一部のファンは、グイダ主審の笛で、ユナイテッドが精彩を欠いたことを皮肉ったようだ。英紙『Daily Mail』によると、SNSでは同主審も退屈したのだとの投稿が見られたという。

「主審も退屈だったんだな」
「レフェリーでさえもうんざりしていたんだ」
「15秒も早くハーフタイムの笛を吹いてみんなを解放した」
「ユナイテッドのプレーを見ていて主審はうんざりし、45分までいかせずにハーフタイムの笛」

　だが後半、ユナイテッドは72分にCKの流れからハリー・マグワイアが先制点を奪取。アディショナルタイム４分が過ぎてから、スコット・マクトミネイがPKを献上したものの、守護神アンドレ・オナナのセーブでしのぎ、１－０で逃げ切った。

たびたび批判を浴びてきたマグワイアとオナナの活躍で、CLで今季初白星をあげたユナイテッドは、２位ガラタサライに１ポイント差のグループ３位に浮上した。これを皮切りに浮上できるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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