現地時間10月24日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）のグループステージ第３節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、セビージャと敵地ラモン・サンチェス＝ピスファンで対戦。２－１で接戦を制し、今大会２勝目を挙げた。

　勝利の立役者となったのが、ガブリエウ・ジェズスだ。まずは45＋４分、カウンターの流れの中で華麗なターンから、GKと１対１となる絶妙な縦パスを通し、ガブリエウ・マルチネッリの先制点を演出。さらに53分には、左サイドからカットインすると、右足で強烈なシュートを突き刺し、CL３試合連続ゴールを奪った。

　英公共放送『BBC』によれば、ミケル・アルテタ監督は試合後、「ここで勝てて本当に嬉しい。この10年間、ヨーロッパの大会でここで勝てたチームはあまりない。我々がそれをやってのけた」と手応え十分にコメント。そのうえで、１ゴール・１アシストの大活躍を見せたブラジル代表FWの話題を振られた際には、こう口にした。
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「このような試合では魔法のような瞬間が必要だ。そのためにはビッグプレーヤーが求められる」

　ただ、G・ジェズスは81分に足を痛めて途中交代を余儀なくされた。気になる負傷具合については、次のように語った。

「ハムストリングに違和感があったようだ。彼はすぐに交代を申し出た。そういうことをする選手ではないので、良くないニュースだ。数日様子を見なければならない」

　エンジン全開のパフォーマンスを見せていたG・ジェズスだけに、指揮官は気が気でないはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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