アジアチャンピオンズリーグ（ACL）2023－24の第３節、カヤFC・イロイロ戦（フィリピン）を明日に控える横浜F・マリノスのGK一森純が、10月24日の前日会見に臨んだ。

　前節、アウェーで山東泰山（中国）に１－０で勝ち、１勝１敗とした横浜。今節はここまで２敗の相手だけに、勝点３が欲しいところだ。

　明日の試合に向けて一森は、「勝点３を取るために、そして決勝トーナメントに行くために大事な試合。マリノスとしてしっかり準備ができているので、楽しみです」と意気込む。
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　しかし、横浜の最終ラインの台所事情は厳しい。３日前のリーグ戦では北海道コンサドーレ札幌に４－１で勝利するも、CBの畠中槙之輔、角田涼太朗、上島拓巳、エドゥアルドを故障で欠き、本職ではないボランチの喜田拓也が担った。

　その札幌戦では、喜田が中心となってラインを統率し、これまでの数試合よりも、少し高めにディフェンスラインを保っていた。ハイラインという"横浜らしさ"が見えた部分について訊かれた一森も、「もともと求めていた部分がやっと出てきた」と手応えを示し、そのうえで、カヤFCに勝つためのポイントをこう強調した。

「選手同士の距離感が大切になる。マリノスとしてしっかり攻撃に行けるところを、後ろからプッシュできるかがキーになる」

　札幌戦から中３日の厳しいスケジュールで迎える試合だが、ACL２連勝に期待したい。
　
取材・文●金子徹（サッカーダイジェスト編集部）

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