ベンフィカで長年活躍した元ポルトガル代表FWのヌーノ・ゴメス氏が、スペインメディア『Relevo』のインタビューに対応。古巣がチャンピオンズリーグ（CL）で対戦するレアル・ソシエダについて語った。
 
　昨季に４年ぶりのリーグ王者に返り咲いたベンフィカは、開幕戦で渡井理己が所属するボアビスタに敗れて以降は、７連勝を記録。ただ、CLでは連敗スタートを喫しており、現地時間10月24日に行なわれるソシエダ戦は、グループステージ突破へ絶対に落とせない一戦だ。
 
　そのソシエダでは久保建英が大活躍。リーグ３位の５ゴールを挙げるなど、攻撃の中心として際立つパフォーマンスを披露するなか、ゴメス氏は「どの選手がベンフィカに欲しい？」と訊かれ、真っ先に日本代表MFの名を挙げた。
 
「クボがとても好きだ。ブライス・メンデスも非常に良くやっている。（ミケル・）オジャルサバルもだし、もう１人好きな選手がいるんだけど、名前が発音できないんだ……」
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　また、「ソシエダからリスボンにどんな情報が入ってくる？」との問いには、「たくさん入ってくるよ。私たちはスペインリーグを見て、何が起こっているのか、彼らの良さを知っている」と回答。強豪ひしめくラ・リーガで、上位争いを繰り広げる難敵に警戒心を強めた。

「ソシエダだけでなく、他のクラブもそうだ。ある時点で、いくつかのクラブではユース選手とのプレーが必須となった。ソシエダは常に非常に優秀な選手を抱えており、選手の鍛え方、トップチームへの送り出し方を熟知している育成クラブとして認められてきた」

　果たして、ポルトガルで行なわれる一戦はどんな展開となるのか。ベンフィカのレジェンドもゾッコンな久保の、違いを生むプレーに期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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