怪我人を抱えるも、ACL2連勝へ横浜指揮官が強気「難しい状況があるからこそ…」

2023年10月24日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

「誰が出ても、自分たちがやっているサッカーを楽しむ」

前日会見でカヤFC戦への意気込みを語ったマスカット監督。(C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスは10月24日、横浜市港北区の横浜国際総合競技場で、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24のグループステージ第3節、カヤFC・イロイロ戦(フィリピン)に向けた前日会見を行なった。

 前節、アウェーで山東泰山(中国)に1-0で競り勝ち、今大会初勝利を挙げた横浜。今節の相手はここまで2敗ながら2022-23シーズンのフィリピン・フットボールリーグを制して参戦しているだけに侮れない。

 横浜は3日前のリーグ戦で北海道コンサドーレ札幌に4-1と、攻撃陣が爆発。その勢いのまま、カヤFCも圧倒したい。
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 ただ、不安要素もある。畠中槙之輔、角田涼太朗、上島拓巳が負傷離脱し、エドゥアルドもコンディションが万全ではないため、札幌戦ではCBが本職のメンバーは實藤友紀のみだった。

 その試合はボランチの喜田拓也が最終ラインに入って役割を果たしたが、カヤFC戦では誰がCBで先発するのか、そこが最大のポイントだろう。

 会見でケヴィン・マスカット監督は、明日の試合に向けて「決して簡単な試合にはならないが、ハイレベルな試合を見せるために、しっかり準備をしている。勝点3を取りに行く」と強気な姿勢を見せた。

 怪我人が多い状況を乗り切る方法として、札幌戦と同様に選手をコンバートするのか、それともシステム変更するのかは明言を避けたが、「難しい状況があるからこそ、強くなれる部分はある。明日は誰が出ても、自分たちがやっているサッカーを楽しむ。そして、やってきていることを表現し、勝点3を取ることだけに重点を置いている」との考えを示した。

 ACL2連勝を飾れるか。カヤFC戦は、25日の19時キックオフだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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