わずか４分で格の違いを見せつけた。

　レアル・ソシエダの久保建英は、10月21日に行なわれたラ・リーガ第10節のマジョルカ戦で決勝ゴールをアシスト。１－０勝利の原動力となった。

　日本代表の10月シリーズから帰還したばかりのため、ベンチスタートとなったレフティは、しかしチームが攻撃の形を作れないなか、60分に投入される。

　すると64分、右サイドから高精度のクロスを供給。ブライス・メンデスがディングで決めた決勝弾をお膳立てしてみせた。

【動画】出場からわずか４分！久保がピンポイントクロスで圧巻のアシスト

　短時間で違いを見せつけた日本代表MFを現地メディアも高く評価。ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は、「６点」止まりだったものの、こう賛辞を贈っている。

「試合の流れを変えた。これが現在のレベルだ。出てきて、ラ・レアルに勝利を与えた」

　また、スペイン大手紙の『Mundo Deportivo』も「違いを作る男」「試合を変えた。ブライスへのクロスは絶妙だった」と称えている。

　ソシエダは久保のチーム――。その印象を改めて与えた試合となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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