10月21日に行なわれたラ・リーガの第10節で、久保建英が所属する６位のレアル・ソシエダは、15位のマジョルカとホームで対戦。１－０で競り勝ち、２試合ぶりの白星を挙げた。

　日本代表帰りでベンチスタートとなった久保は、60分に途中出場すると、わずか４分後に絶妙のピンポントクロスで、ブライス・メンデスの決勝点をアシスト。チームを勝利に導いた。

　前半はほとんど攻撃の形を作れず、ピンチが少なくなかっただけに、14番が流れを変える枠割を担ったと言っても過言ではない。

【動画】出場からわずか４分！久保がピンポイントクロスで圧巻のアシスト

　スペインメディア『El Desmarqu』のギプスコア版によれば、ソシエダのマヌエル・アルグアシル監督は試合後、「今日は間違いなく最悪のホームゲームだったが、我々は勝利を収めた」と本音をこぼしている。

「多大な代償を払った。我々が伝えたことを実行する勇気がなかった選手もいたので、複雑だ。後半は２－０にすることもできたが、これまでの試合と同様に最後まで苦しんだ」

　指揮官は「マジョルカは激しい守備を見せたが、前半は気に入らなかった」と苦言。「話し合った通りにやろうとした部分もあったが、特に攻撃面でミスが多かった。後半は改善し、１－０はまずまずの結果だ」と続けている。

　久保がいなかった前半は、やはり厳しい内容だと感じていたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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