「日本の向上は目覚ましい」「移籍市場で不利になる」神戸とアストン・ビラの提携にアーセナル地元メディアが危機感!「連携を検討する必要がある」

2023年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ガナーズがこれまで経験したことのない市場」

冨安が所属するアーセナルも日本市場に目を向けるのか。(C)Getty Images

 ヴィッセル神戸が10月19日に合意を発表した、プレミアリーグの名門アストン・ビラとの戦略的パートナーシップは世界的に反響を呼んでいる。

 このパートナーシップによって、両クラブは、若手選手の海外移籍支援、選手育成を含めたパスウェイの構築、指導者養成やクラブ間の人材交流、ユース年代における交流プログラム、チーム編成、スカウト、分析に関わるさまざまなデータや知見の共有などを行なうという。

 また、アストン・ビラを含む、V Sportsネットワークの一員であるポルトガルのヴィトーリア・ギマランイス、エジプトのZEDとも、グローバルに連携を深めていくようだ。

 これを受けて、アーセナルの地元メディア『football.london』は「プレミアリーグのライバルがマルチクラブモデルをさらに拡大するため、アーセナルは移籍市場でさらに不利になる可能性がある」と報じた。

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
 同メディアは「アーセナルは冨安健洋という日本人選手の獲得から恩恵を受けている。プレミアリーグの話題はおそらくブライトンの補強から来ており、それは三笘薫らによって先導されてきた」と綴り、こう続けている。

「日本代表は才能ある人材が着実に成長し、成長していくにつれて、目覚ましく向上している。これはおそらくガナーズがこれまで経験したことのない市場であり、彼ら自身のパートナーシップを検討する必要がある可能性がある」

 優秀な若手が次々に海外へ渡る日本に目を向けるべきだと主張している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「日本がやってこなかった部分」なぜ冨安健洋は中国人主審に珍しく抗議したのか。「フラストレーションが溜まっていた」だけではない理由

「悪いニュースだ」ヴィッセルとアストン・ビラの戦略的提携をセルティック地元紙が警戒する理由は?「英雄フルハシのいた日本のクラブがプレミアの巨人と...」

「ひどい頭痛」日本代表戦の元旦開催にセルティック地元メディアは戦々恐々「日本人トリオがダービーを欠場する可能性」
 

次ページ【動画】古橋がチュニジア戦先制弾! ※白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事