「国際試合の中で一番ホットなチーム」カナダ指揮官が強敵・日本から学び。特に苦戦したのは?「スピードに対応できなかった」

2023年10月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「結果にはもちろん失望している」

カナダのビエロ監督が日本戦を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 カナダ代表指揮官が日本戦を振り返った。

 日本代表は10月13日、デンカビッグスワンスタジアムにて、「MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023」でカナダ代表と対戦。4-1で快勝を飾った。

 日本は開始2分に田中碧のゴールで先制。さらに40分に相手のオウンゴールで追加点を挙げると、42分に中村敬斗、49分に田中が得点を重ね、4点差に。88分に1失点こそしたものの、10月シリーズ初戦をしっかりと勝利で終えた。

 試合後の会見で、カナダ代表のマウロ・ビエロ監督は、「結果として言うまでもなく非常に残念」と肩を落としつつも、収穫があったと語った。

「国際試合の中で一番ホットなチームを相手にした試合だったので、非常に学ぶこともたくさんあったし、今後、改善しなければいけないこともたくさん見つかった。失点では、クリアミスで相手にボールを取られてしまった。結果的には4失点だが、ポゼッションが良い時間帯もあったし、今回がデビュー戦だった若い選手がいた点では、マイナスなことばかりではない」
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 また、日本のスピードについていけなかったと反省を口にした。

「手強い相手に対して簡単にゴールを許してしまった。守備で改善点があって、相手のスピードに対応できなかった。そのことで読みができるようになることが必要。最後には攻守のバランスが取れるようになり、良いプレーもできたので満足しています」

 指揮官は、改めて「結果にはもちろん失望している」と強調。そのうえで、「ただクオリティの高いチームと試合をする時には、しょうがないこと。我々は11月のネーションズリーグを目ざしているので、そこに向けて改善していきたい」と前向きに捉えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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