「納得できなかった」自らのプレーに悔しさを吐露。それでもJ1王者との初対戦で見せた浦和MFエカニットの矜持「自分は、やれます」【ルヴァン杯準決勝】

2023年10月12日 藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)

「『やれる』という自信を持っていないと」

ハノイ戦に続き、横浜戦で途中出場を果たしたエカニット。写真:鈴木颯太朗

 10月4日に行なわれたACLのグループステージ第2節のハノイ戦(6-0)で移籍後初出場し、初ゴールも決めたタイ代表MFエカニット・パンヤ。今夏に浦和レッズに加入したアタッカーは、アジアの舞台で鮮烈なデビューを飾った。

 続く11日のルヴァンカップ準決勝の第1戦、敵地での横浜F・マリノス戦(0-1)でもメンバー入りを果たすと、76分に途中出場。ハノイ戦と同様にトップ下に入り、最前線のFW興梠慎三と奔走するものの、決定機には絡めず。エカニットは自身のプレーに「納得できなかったです」と悔しさを募らせた。
【PHOTO】初出場&初ゴール!タイ代表・浦和レッズのエカニット・パンヤを特集!
 この試合は彼にとって、Jクラブとの初対戦になった。相手は昨季のリーグチャンピオンであり、今季もJ1で優勝を争う横浜。背番号27は強敵との一戦を「やれなくはなかった」と振り返る。その言葉は、自信に溢れていた。

「『やれる』という自信を持っていないと、今後もどのチームと対戦しても上手くいかないと思います。だから自分は、やれます」

 浦和での地位確立を目ざして、度胸とプライドも武器に23歳は研鑽を重ねる。

取材・文●藤井圭(サッカーダイジェストWeb編集部)

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