日本サッカー協会は10月10日、パリ・オリンピックの２次予選に挑む日本女子代表のメンバーを発表。アジア競技大会の女子代表からは、唯一、千葉玲海菜（ジェフユナイテッド市原・千葉レディース）が選ばれた。

　連覇を達成したアジア競技大会で、チーム最多タイの７得点を挙げた千葉。今年７月に行なわれた、女子ワールドカップ以来の招集となった。

　池田太監督は、パリ五輪２次予選メンバーに千葉の選出した理由を、次のように語った。
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「千葉選手を選出させてもらった理由のひとつは、まずワールドカップでのしっかりとした準備、振る舞い、そしてプレー。すべてにおいて力になってくれていたので、このアジア２次予選に招集しました」

　また、「しっかりとアジア競技大会でも、チームを引っ張って結果を出してくれました」アジア競技大会の活躍にも触れ、「そういった意味で、彼女の持っている良さはチームにプラスになる。そういう力を与えてくれるんじゃないかなと思っています」と期待を込めた。

　パリ五輪アジア２次予選はウズベキスタンで開催され、グループステージでC組に入った日本は、26日にインドと、29日にウズベキスタンと、11月１日にベトナムと対戦。グループ首位になれば、来年２月の最終予選に進出する。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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