パリ・オリンピックのアジア２次予選に臨む、なでしこジャパンの池田太監督が、対戦相手の警戒ポイントを語った。

　なでしこジャパンは、10月末にパリ五輪のアジア２次予選に挑む。ウズベキスタンで行なわれる今大会で、日本はC組に入り、26日にインド、29日にウズベキスタン、11月１日にベトナムと相まみえる。

　メンバー発表会見で指揮官は、中２日で３試合が行なわれるアジアでの戦いを「ワールドカップとは違った難しさがある」と強調。そのうえで、「アジアの戦いはやりにくさがあり、どういう戦いになるか、スケジュールも確認しつつ、各国への対策をしっかり考えていきたい」と語った。
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　また池田監督は、先日まで中国で開催されていたアジア競技大会を視察。同大会に出場したウズベキスタンとベトナムの分析は進んでいるとし、こう述べた。

「ベトナムは、マンツーマンで人にピッタリとついていく特長があり、アグレッシブなサッカーをしてくる。我々としては、スペースを作ってどう使うかとか、そういったことを考えていかないといけないと思います。

　ウズベキスタンは前線に少しアイデアのある選手もいるので、そういった選手たちにやらせないようする。監督は日本人の本田（美登里）さんですし、日本を知っているコーチもいます。我々に対して、アグレッシブにくるかもしれないし、シンプルに攻撃してくるかもしれない。いろんなことを想定しながら、スタッフと練り直して、選手にどのタイミングで何を伝えるか、そういったことを考えています」

　初戦で戦うインドの分析は、今後進めていく予定だという。

　日本はグループステージで、C組の１位か、各グループ２位の上位１か国に入れば、来年２月の最終初戦に進出。難しい戦いを勝ち抜けるか、注目だ。

取材・文●手塚集斗（サッカーダイジェストWeb編集部）

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