J１昇格を狙う清水エスパルスで、35歳アタッカーは不可欠な存在だ。

　10月７日に行なわれたJ２第38節で、清水はホームでジュビロ磐田と対戦。41分に乾貴士が奪った１点を守り抜き、伝統の静岡ダービーを１－０で制した。
【動画】静岡ダービーで決勝弾！ 乾貴士の圧巻フィニッシュ
　勝利の立役者は、試合翌日に自身のインスタグラムを更新。「大事な試合、特別な試合に勝てた！！ さいこー」と喜びを伝える。
 

「でも、あと４試合勝たないと何の意味もない！！あと４試合絶対勝って昇格しよう！！ここからも最高の応援よろしくです」と呼びかけ、さらに、泣き笑いの絵文字付きで、こう続ける。

「あ、そーいえばそろそろ俺に対してのイエロー×の紙掲げてる人やめましょか」

　試合を中継するDAZNでも、「乾 イエロー×」のメッセージが確認できる。乾は今季、累積警告による出場停止が２回。チームにとってキーパーソンだからこそ、ファン・サポーターも不要な欠場を望んではいないのだろう。

　もっとも、シーズンも佳境を迎えた今は、乾本人もさらに意識しているのだろう。「ここ５試合イエローなし！イェーイ笑笑」と綴る。

　磐田戦の勝利で、J１自動昇格圏内の２位に浮上した清水。残り４試合。頼れる男がオレンジ軍団を力強くけん引する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

前節の課題と向き合い、掴んだ勝点３！ 清水MF乾貴士が静岡ダービーで変化を感じたチームの"戦う姿勢"

清水が耐えて耐えて"静岡ダービー"に勝利。防戦一方の試合内容、吉田豊は危機感「来年、J１に上がったとしても...」

【PHOTO】試合を鮮やかに彩る清水エスパルスオフィシャルチアリーダー「オレンジウェーブ」！