川崎が決勝進出! ゴールラッシュで福岡を4-2撃破、柏との国立決戦へ!【天皇杯準決勝】

2023年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

福岡は金森のゴールで同点に追いつくも…

決勝ゴールを挙げた橘田(8番)。川崎が福岡を下し、決勝進出を決めた。(C)SOCCER DIGEST

 第103回天皇杯の準決勝2試合が10月8日に開催。等々力陸上競技場では川崎フロンターレ対アビスパ福岡が行なわれ、4-2で勝利した川崎が決勝進出を決めた。

 川崎が幸先良く先制。5分、左CKから脇坂泰斗が上げたボールに山村和也が反応する。ニアで競り勝ち、ヘディングで合わせてネットを揺らした。

 先手を取ったホームチームは、テンポ良く繋いで相手ゴールを襲う。しかし、福岡の堅守に阻まれ、なかなかフィニッシュで終われず。

 福岡も徐々に自分たちの時間を作ると、33分に左サイドの敵陣中央でFKを獲得。宮大樹がアーリークロスを供給し、これに頭で合わせた小田逸稀のシュートは枠を捉えられない。

 川崎は38分、裏へ抜け出したマルシーニョが、ペナルティエリア内でGKに倒されPKを獲得。キッカーのレアンドロ・ダミアンが放ったシュートは、GK村上昌謙に防がれた。

 すると福岡が反撃。42分、ショートカウンターから細かく繋ぎ、最後は金森健志が右足でゴールに流し込み、同点に追いついた。1-1で前半を終えた。
【動画】CKにニアで合わせた山村のヘディング弾!
 後半に入ると、川崎が勝ち越しゴールを奪う。53分、左サイドからの登里享平のクロスがはね返ったルーズボールに、橘田健人が反応。左足のボレーで合わせると、強烈なシュートがゴール右に決まった。

 勢いに乗った川崎は、その後も猛攻を仕掛ける。59分にL・ダミアン、62分に山村が放ったシュートはGKに止められた。

 それでも70分、GKチョン・ソンリョンのロングフィードに抜け出したマルシーニョが、相手GKの頭上を抜くループシュートを決めて、追加点。さらに81分には、左CKにL・ダミアンがヘディングで合わせてチームの4点目を挙げる。

 90+6分に鶴野怜樹に決められ、2点差とされるも、リードを守り切った川崎が勝利を収めた。

 天皇杯決勝は12月9日に国立競技場で行なわれ、川崎は別会場の準決勝でロアッソ熊本を4-0で下した柏レイソルと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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