「U-22を強調した」敗戦を伝える日本の投稿に、韓国メディアが着目!「試合前は堂々と、日本と韓国と掲載されているが...」【アジア大会】

2023年10月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「試合前は“日本”、負けた後は“U-22”」

日本と韓国が相まみえたファイナルは、2-1で後者に軍配が上がった。(C)Getty Images

 中国の杭州で開催されたアジア競技大会のサッカー男子は、韓国の3連覇で幕を閉じた。

 2大会連続で日本対韓国のカードとなった決勝で、日本が開始2分に内野航太郎のゴールで先制する。韓国は27分にチョン・ウヨンのヘディングシュートで同点とすると、56分にチョ・ヨンウクが勝ち越し弾。2-1で逆転勝ちを収めた。

 前回大会に続き、銀メダルに終わった日本は試合後、公式アカウントで韓国戦の敗戦を伝える。この投稿に、韓国メディア『日刊スポーツ』が着目した。

「日本の臆病な復讐...試合前は"日本"、負けた後は"U-22"に」と題した記事で、日本のチーム名の表記に言及した。

「日本サッカー協会のソーシャルメディアが、アジア大会決勝戦の試合後、『U-22(22歳以下)』代表チームであることを強調した」
【画像】試合前後で「Japan」→「U-22 Japan」に
 こう書き出し、決勝戦を振り返ったあと、試合の前後で、日本チームの明記が異なることを指摘している。

「日本サッカー協会のSNSにはユニークな投稿が掲載され、サッカーファンの視線が集まった。当該SNSでは、試合前のスタメン表と予告では、堂々と日本と韓国の試合と掲載されている。しかし、日本の1-2の敗戦を伝える投稿では、あえて『U-22日本』という表現を使った」

 さらに、10人の大学生が名を連ねた日本のチーム編成に触れつつ、「まるで日本のU-22代表が、韓国のA代表との試合で敗北したように見える」とも報じた。

 年齢制限が設けられているアジア競技大会の男子サッカーで、韓国はオーバーエイジ3人を加えたU-24代表チームを送り出した一方、日本はパリ五輪世代のU-22代表で出場していた。

 記事では、「もちろん、大韓サッカー協会はSNSで、韓国と日本の試合で2-1勝利という嬉しいニュースを伝えた」と締めくくられた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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