「自分の弱いところ」磐田の18歳FW 後藤啓介、“静岡ダービー”でノーゴールに反省も「落ち込む必要はない」

2023年10月08日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「何も決まっていないし、何も終わっていない」

後藤は静岡ダービーに途中出場。ノーゴールに終わった悔しさを露わにした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J2第38節]清水 1-0 磐田/10月7日/IAIスタジアム日本平
 
 目標のJ1昇格へ、悔しさを露わにしつつも、前を向いた。

 ジュビロ磐田は10月7日、J2第38節で清水エスパルスと対戦。前半、相手に先制され、最後までそのビハインドをはね返せず、0-1で敗戦を喫した。

 今シーズン、ここまでリーグ戦で7ゴールを挙げているルーキーFW 後藤啓介は、63分から出場。チームは終盤にセットプレーから立て続けに決定機を得たが、チャンスを活かせず、後藤もノーゴールに終わった。

「点を取れるかなとは思っていましたけど、清水のディフェンスが固かった。そこをこじ開ける力がなかったのは、自分の弱いところだと思います」
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 肩を落とした18歳のストライカーだが、チームのアグレッシブな攻撃には手応えを感じているようだ。

「悔しいですけど、自分たちがやっていたサッカーはポジティブだと思います。ずっと攻めていたので。あとは、ああやってブロックを引かれた相手に、どう点を取るかは課題ですけど、別に落ち込む必要はないと思います」

 J1自動昇格圏内、2位の清水とは勝点2差。後藤は「何も決まっていないし、何も終わっていない。昇格するための試合があと4試合あるので、その4試合で勝つだけ」と残りの一戦一戦で全力を尽くす。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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