プレミアリーグでの活躍に加え、欧州の舞台でもインパクトを残した。

　ブライトンの三笘薫は10月５日、ヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第２節のマルセイユ戦でアシストを記録し、そのほかにも好機を演出した。

　前半に２ゴールを許したブライトンだが、54分に三笘の折り返しからパスカル・グロスが１点を返すと、終盤のPKで追いつき、２－２と引き分けた。三笘は自らも得点に迫るなどし、ブライトンの欧州での初ポイント獲得に貢献している。

　欧州市場における三笘の存在感は高まるばかりだ。移籍市場に精通するイタリアのアルフレード・ペドゥッラー記者は、「カオル・ミトマは発見ではなく、ロベルト・デ・ゼルビ監督のチームでその力を裏付けている純粋なる計り知れないタレントのうれしい確認だ」と賛辞を寄せた。

「グロスへのアシストは完璧。明晰さと考える速さで、ブライトンの初ポイント獲得への道を開いた」

【動画】「完璧」と海外記者が絶賛！マルセイユ戦で三笘薫が絶妙のEL初アシスト！

　同記者は有名な三笘の大学の卒論を紹介しつつ、「現在はブライトンの主軸であり、デ・ゼルビは日いずる国の科学者なしではいられない。彼はアシストか得点のために次のドリブルを計算する用意を整えている」と報じた。

「その結果が、昨季１月のFAカップのリバプール戦で決めたゴールのようであれば、対戦相手は計り知れない問題に陥る」

　プレミアリーグ開幕７試合で３ゴ―ル・３アシストを記録している三笘は国内外でどこまで飛躍できるのか。ブライトンとの新契約が報じられているが、マーケットの時期に去就が騒がれることは間違いなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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