望外のゴールラッシュを決め込んだ

　現地10月６日、杭州アジア大会・女子サッカー決勝で日本女子代表は北朝鮮と対戦。序盤から押し込まれる展開も、10分に中嶋が抜け出して先制に成功する。37分に一度は追いつかれるも、後半に決定力の差を見せつけた。65分にＣＫから大沢が頭で勝ち越し弾を決めると、69分に谷川が豪快ミドルを叩き込み、72分には千葉が左サイドを打破して４点目をゲットした。
【画像】涙を拭いながら...まさかの惨敗に落胆する北朝鮮女子代表チーム

　日本は４－１の快勝を収めて大会２連覇を達成し、通算３度目の戴冠を果たした。

　この一戦を速報で報じたのが中国メディア『捜狐体育』だ。「前半を１－１で終えたが、内容は明らかに北朝鮮が上で、日本はなんとか凌ぐ展開だった」と記したうえで、「ところがどうだ。72分後にスコアは日本の４－１となっていた。65分からの７分間で途轍もないラッシュを決め、北朝鮮の鉄壁守備を大崩壊させたのだ。驚くほどの集中力である」と評した。

 

　さらに同メディアは「北朝鮮はこの日も力強いサッカーを展開したものの、技術的なミスが散見され、徐々に体力を消耗してゲーム終盤に突入した」と分析。「（中国の）ライブ中継映像には美しい北朝鮮の女性ファンと、ベンチに下がったＧＫが号泣する姿があった。北朝鮮女子代表チームにとって今日の試合は"悲劇的な大崩壊"となっただろうが、大会を通して彼女たちが披露したサッカーは素晴らしいものだった」と持ち上げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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