鎌田大地がフル出場で奮闘のラツィオ、95分の劇的弾で2-1逆転勝利!セルティックは古橋亨梧のCL初ゴールで先制も…

2023年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

先発した日本人4選手がそれぞれ見せ場を作る

8試合目にして待望のCL初ゴール。雄叫びを上げる古橋。(C)Getty Images

 現地時間10月4日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節で、セルティックとラツィオがセルティック・パークで激突。前者は古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、後者は鎌田大地が先発し、世界最高峰の舞台で日本人対決が実現した。

 フェイエノールトに0-2で敗れ、黒星スタートとなったセルティックは、12分に幸先よく先制点を奪う。前田からパスを受けたオライリーのアシストで、古橋が冷静に流し込んだ。28歳の絶対エースは、通算8試合目にして待望のCL初ゴールとなった。

 それでも29分、前節はGKプロベデルの劇的弾で、アトレティコ・マドリー相手に1-1のドローに持ち込んだラツィオは、CKからベシーノがヘッドで叩き込み、すぐさま追いつく。

 同点弾で勢いに乗り、39分には鎌田がペナルティエリア右でパスを受けるも、折り返しは味方に繋がらず、チャンスが潰える。
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 1-1で折り返すと、52分にセルティックが日本代表3選手でチャンスを創出。旗手の縦パスを受けた前田が上手く相手を振り切り、ペナルティエリア中央の古橋へパスを送り込むが、惜しくも手前でカットされる。

 さらに59分、ヤン・ヒョンジュンがペナルティエリア手前で鎌田に倒され、FKを獲得。オライリーが少し動かしてから、旗手がグラウンダーの鋭いシュートを放つも、プロベデルに弾き出される。

 69分には鎌田がハーフウェイライン上から一気に持ち上がり、ペナルティエリア手前で右足を一閃。しかし、36歳の熟練守護神ハートの好守に遭う。

 その後、押し気味のホームチームは81分に前田のワンタッチから、パルマがネットを揺らす。途中出場のパルマはユニホームを脱いで喜びを爆発させるが、VARチェックの末、オフサイドで得点は取り消される。

 このまま1-1でタイムアップと思われたものの、迎えた90+5分にショートカウンターから36歳のペドロがヘッドで逆転弾を奪取。直後にタイムアップの笛が吹かれ、アウェーのラツィオが2-1で接戦を制し、2試合続けて劇的勝利を収めた。

 なお、前田と鎌田はフル出場し、旗手は72分、古橋は86分までプレー。ベンチ入りしたセルティックの岩田智輝に出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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