上田綺世がCLデビュー戦で“ほぼ”初ゴールのOG誘発!フェイエノールトは二度のリードを追い付かれ、アトレティコに逆転負け

2023年10月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

アトレティコはモラタが2ゴール

先制点を呼び込んだ上田。(C)Getty Images

 現地時間10月4日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第2節で、上田綺世が所属するフェイエノールトがスペインの強豪アトレティコ・マドリーと敵地で対戦した。

 試合はいきなり動く。開始7分、主砲ヒメネスが出場停止のため、CFで先発してCLでビューを飾った上田が、スルーパスに反応して巧みな動き出しから左足でシュート。ボ―ルはゴールに吸い込まれて初得点かと思われたが、GKオブラクに当たったシュートがDFエルモソに触れていたため、記録はオウンゴールとなる。

 リードも束の間、14分にスルーパスをカットしようとしたボールをモラタに流し込まれ、同点に追い付かれる。18分にもピンチを迎えるが、DFトラウナーのクリアで防ぐ。

 その後は押し込まれるなか、34分に勝ち越しに成功。FKからDFハンツコがねじ込んだ。

【動画】惜しくも初得点ならず!上田のシュートが呼び込んだオウンゴール
 しかし、前半アディショナルタイム、グリーズマンにバイシクル弾を決められて、振り出しに戻される。さらに、後半開始早々の47分、モリーナのクロスに合わせたモラタにネットを揺らされ、逆転を許す。

 徐々に存在感が薄くなっていた上田を60分ベンチに下げたアウェーチームは72分、ミンテがチャンスを迎えるも、オブラクの好守に阻まれる。

 このまま2―3でタイムアップを迎え、フェイエノールトは今大会初黒星を喫した。次節は10月25日に、鎌田大地の所属するラツィオと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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