現地時間10月３日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）グループステージ第２節で、冨安健洋を擁するアーセナルはRCランスと敵地で対戦。開始14分でガブリエウ・ジェズスが幸先よく先制点を奪うも、前半のうちに追いつかれると、69分に勝ち越し点を浴び、１－２で逆転負けを喫した。

　右SB に入り、CL初先発を果たした冨安は、果敢なオーバーラップを繰り返すなど攻撃でも奮闘。66分にはCKからビッグチャンスを迎えたが、強烈なボレーシュートはGKブリス・サンバの正面に飛んでしまった。

　クラブ公式サイトによれば、加入後初ゴールを逃がした日本代表DFは試合後、「勝点３を取れたのに、勝点３を失ってしまった。この結果に失望している」と悔しさを滲ませ、自身のチャンスシーンも振り返った。

「簡単な試合にならないと分かっていた。多くのチャンスを作ったが、得点できなかった。僕にも大きな得点チャンスがあったのに、決められなかった。あれは決める必要があった」
【動画】冨安はフル出場で奮闘も…アーセナルはフランスで痛恨の逆転負け

　次は中４日で、プレミアリーグ首位を快走するマンチェスター・シティとの直接対決だ。冨安は大一番に向け、「今は敗戦から前に進まなければならない。週末にまた試合がある」と立て直しを誓う。

「もちろん、僕らにとっては大事な試合だ。次の試合に集中しなければならないし、やるべきこと、やれることは全てやらなければならない」

　プレミアリーグでは、退場した２節のクリスタル・パレス戦（１－０）以来、１か月半先発から遠ざかる背番号18は、スタートからピッチに立つのか。３連覇中の絶対王者との決戦に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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