物足りない部分は?
J1昇格への想いを話してくれた森田。写真:サッカーダイジェスト
2023年シーズンのJ2リーグで37試合を消化して4位。2位のジュビロ磐田に勝点3差、3位の清水エスパルスに勝点2差と、東京ヴェルディは残り5試合で自動昇格圏内の2位以上を狙える位置にいる。
【動画】森田晃樹のプライド
2009年以降、東京VのJ2リーグでの最高順位(最終順位)は10年、11年、17年の5位。今季はその5位の壁を突き破るチャンスを迎えている。35節を終えた時点でインタビュー取材に応じてくれたキャプテンの森田晃樹も手応えを感じていた。
「今年はチャンス。ここまで自動昇格圏に手がかかりそうなシーズンは過去を振り返ってもなかったですし、2位とも勝点3差なので本当にチャンスだなと」
今季ここまでの成績を出せている要因については、次のような見解を示した。
「チームとして崩れずにやれている感覚があります。選手の出入り(移籍)があってもしっかりとしたベースがあるので、そこが要因かなと思います」
今季の戦いぶりで見逃せないのは堅守だろう(37節終了時点で今季J2最少の28失点)。
「城福監督がチームコンセプトとして挙げている"リカバリーパワー"(取られたら取り返す)とか、"ボックスアウト"(ペナリティエリアに入れさせない)とか、去年から意識してやってきてものが上手くできています。実際、あまり崩されていませんし、セットプレーから余計な失点もしていません」
【動画】森田晃樹のプライド
2009年以降、東京VのJ2リーグでの最高順位(最終順位)は10年、11年、17年の5位。今季はその5位の壁を突き破るチャンスを迎えている。35節を終えた時点でインタビュー取材に応じてくれたキャプテンの森田晃樹も手応えを感じていた。
「今年はチャンス。ここまで自動昇格圏に手がかかりそうなシーズンは過去を振り返ってもなかったですし、2位とも勝点3差なので本当にチャンスだなと」
今季ここまでの成績を出せている要因については、次のような見解を示した。
「チームとして崩れずにやれている感覚があります。選手の出入り(移籍)があってもしっかりとしたベースがあるので、そこが要因かなと思います」
今季の戦いぶりで見逃せないのは堅守だろう(37節終了時点で今季J2最少の28失点)。
「城福監督がチームコンセプトとして挙げている"リカバリーパワー"(取られたら取り返す)とか、"ボックスアウト"(ペナリティエリアに入れさせない)とか、去年から意識してやってきてものが上手くできています。実際、あまり崩されていませんし、セットプレーから余計な失点もしていません」
一方で攻撃面は「まだまだチームとして物足りない」と森田は言う。
「昇格圏に入るチームは失点が少ないだけでなく、得点が多いと思いますし、その視点でいくと物足りないかなと」
その足りない部分を「自分の得点で補いたい」とも森田は考えている。果たして、シーズン終盤戦、チームを勝利に導くゴールを決められるか。キャプテンのプライドを示す絶好の機会が訪れたとも言えるだろう。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【動画】森田晃樹のプライド
【動画】城福監督が語るJ1昇格への想い
「J1に上がる準備をしましょう」城福監督が敗れてなお、その想いを膨らませた特別な一戦が…【東京V】
「ヴェルディのエンブレムを背負う意義は?」そう訊かれたキャプテン森田晃樹の反応が興味深い「僕も小さい時から…」【東京V】
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その足りない部分を「自分の得点で補いたい」とも森田は考えている。果たして、シーズン終盤戦、チームを勝利に導くゴールを決められるか。キャプテンのプライドを示す絶好の機会が訪れたとも言えるだろう。
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