「最低限のマナーもない」「5万人が非礼」国歌斉唱時の中国サポーターの振る舞いを韓国メディアが辛辣非難!失点後の“沈黙”には痛烈皮肉「図書館のようだった」【アジア大会】

2023年10月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「韓国の選手たちが耳を塞ぐほど勢いに満ちた姿だった」

中国サポーターの行動を韓国メディアが糾弾した。(C)Getty Images

 中国の杭州で開催されているアジア競技大会で、サッカー男子はベスト4が出揃った。

 日本にとって最大のライバルである韓国は、準々決勝でホスト国の中国と対戦。約5万人の敵サポーターが詰めかける完全アウェーの雰囲気のなか、18分にホン・ヒョンソクのFKで先制点を挙げると、35分にもサイドアタックから最後はソン・ミンギュが流し込んで追加点。2-0で快勝を収めた。

 この一戦における中国ファンの振る舞いを糾弾したのが、韓国メディアの『OSEN』だ。「国歌斉唱中のブーイング。非礼な中国の5万人の観衆を"図書館のような沈黙"に...」と見出しを打った記事を掲載。「試合前の韓国の心配の一つは観客だった。ホームの観衆の一方的な応援が韓国の若い選手たちに少なくない圧迫感を与えることもできたからだ」と切り出し、こう非難している。

「中国の観衆は、試合直前の儀式から韓国の選手たちを刺激した。国歌が響き渡り始めると、あちこちでブーイングと笑い声が飛び出した。対戦相手に対する最低限のマナーさえ見せられなかった大会主催国らしくない姿だ」 

 そして「代わりに中国国歌が演奏されると、すべての観客が立ち上がり、大きな声で一つになったように合唱した。試合前までスタジアムは韓国の選手たちが耳を塞ぐほど勢いに満ちた姿だった」と、会場の雰囲気を伝えている。

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 同メディアは「18分にホン・ヒョンソクの幻想的な左足のシュートが中国のゴールネットに吸い込まれると、観衆席は冷たい水をかけたように応援の音が切れた。まるで観衆席には韓国の応援団だけがいるようだった」とシニカルに報道。ホン・ヒョンソクはそれを察したかのように指を口に持ってくる『チャック』のセレブレーションをして見せた」とし、こう続けた。

「35分、ソン・ミンギュが追加点奪取に成功すると、国歌中に出てきた騒音すら聞こえなくなった。ソン・ミンギュは耳の横に両手を持ってきて、観客席に向かって『もっと叫んでみろ』と挑発する余裕まで見えた」

 記事の表現を借りれば、前半の2発で会場を"図書館のように"沈黙させた韓国。開催国を退け、準決勝ではウズベキスタンと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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