韓国の蔚山現代は10月３日、ACLのグループステージ第２節で川崎フロンターレのホームに乗り込む。ただ、チームは難しい戦いを強いられるかもしれない。

　韓国メディア『ベストイレブン』は、「体力的な負担を抱えて、容易ではない試合に臨む」と伝える。蔚山は９月30日にKリーグ第32節で浦項スティーラースと対戦（０－０）。直後に韓国を離れ、１日に日本着、２日に試合前の公式練習を終えた後、川崎と対戦しなければならない状況だ。

　記事は「日本は近いとはいえ、わずか３日間でこのような日程を消化するのは、Kリーグでも簡単なことではない」と訴える。一方の川崎は、９月29日にJリーグ第29節のアルビレックス新潟戦（２－３）を戦い、移動もなく、中３日で蔚山戦を迎える。

　同メディアは蔚山のホン・ミョンボ監督のコメントも紹介。「日本ではACLに出場するチームに、少なくとも３日間の休息を与えるという基準がある」として、指揮官は次のように語った。
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「私たちは、試合日程に関して相手チームと利害関係があり、解決しなければならない問題だが、日本ではシステム的に決まっている。このようにタフな試合をした後、明日（１日）日本に行き、１日休んで試合をするというのは、とても不利だ」

　韓国でもACLに参戦するチームには、スケジュール面の配慮が必要だと考えているようだ。

　ACL初戦で蔚山はBGパトゥム・ユナイテッドに３－１で完勝。対する川崎はジョホール・ダルル・タクジムに１－０で競り勝った。共に連勝がかかる川崎対蔚山は、10月３日に等々力陸上競技場で19時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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